飯田 俊明
ピアノ
綿引 さやか
ボーカル
桑野 聖
ヴァイオリン
鈴木 広志
サクソフォン
齋藤 順
ベース
萱谷 亮一
パーカッション
日本テレビ小鳩文化事業団は、今年4月2日に創立10周年を迎えました。
その創立10周年記念事業として、全国の視覚支援学校に伺ってのスクールコンサートがスタート。
4月富山視覚総合支援学校、6月山形盲学校、10月松山盲学校、11月に京都府立盲学校にてコンサートを開催。
そして、締めくくりとして、12月21日(水)沖縄県立沖縄盲学校に伺って、スクールコンサートを開催しました。
新しくとても立派な沖縄盲学校体育館のフロアを舞台にしてコンサートは行われ、学校からは、生徒約40名、先生や保護者の方あわせて約70名の方が参加して、約1時間、プロの演奏家のライブの音楽を楽しみました。
ピアノ、バイオリン、ベース、サックス、ドラムス、ボーカルと一流の演奏家の歌と演奏をすぐ目の前で聴く、臨場感溢れるライブのコンサートに、生徒、先生の皆さんは、集中して聴き入っていました。
曲目は、ポップス、映画音楽、ミュージカルなど時代やジャンルを超えた日本や海外の名曲の数々。
ハイライトは、2018年に第68回ヘレンケラー記念音楽コンクールピアノ3部の部門で第一位に輝いた高等部2年生の宮城翔(かける)さんが出演したこと。クライスラーの名曲「愛の喜び」をプロの演奏家と見事に共演。感動的なシーンでした。
最後は、沖縄盲学校の校歌を演奏してフィナーレ。
「初めてプロのコンサートを鑑賞した生徒も複数おり、普段体験できない生のオーケストラの演奏の迫力にとても圧倒されたようです。」(内間秀樹校長先生)
プロと共演した生徒会長の宮城翔(かける)さんは、
「まだ夢心地です。」「今日来て下さった感動と幸せを忘れずに、これからも頑張ります」
会場が一体となって盛り上がった約1時間10分のコンサートになりました。
創立10周年記念事業として行った、盲学校でのスクールコンサート。
10周年の単発で終わらせることなく、毎年定期的に行っていきたいと思っております。
日本テレビ小鳩文化事業団
常務理事 柴田吉彦