日本テレビの故小林與三次社長が“社会への還元”を念頭に財団法人の設立を発案、1974年に日本テレビ系列愛の小鳩事業団、1976年に日本テレビ放送網文化事業団が誕生しました。 それぞれの設立趣旨は、愛の小鳩事業団が「テレビを享受できない目と耳の不自由な方々を支援する」、文化事業団は「文化の普及、交流、振興に努め、テレビの枠ではとらえきれない事業を行う」というものでした。

以来35有余年、愛の小鳩事業団は手話スクールや点字カレンダー事業が幅広く定着し、24時間テレビでの手話コーラスを通じて全国的にも広く知られる財団に成長しました。文化事業団は、これまで世界児童画展を代表とする国際文化交流事業や、幅広いジャンルの演奏会事業を展開し、近年は、想いでの詩コンサートや俳句塾の開講等、新たな主催事業の開拓、運営に注力をいたしてまいりました。

こうした中、公益法人制度改革3法が2008年12月に施行され、これまで以上に公益の増進と財団の自主運営が強く求められることになりました。2010年4月1日「小鳩」が、2011年4月1日「文化」が、それぞれ公益財団法人に移行しました。

これを受けて、財団運営の効率化と事業活動の相乗効果を図るため両財団の資産とスタッフを統合することとし、新設合併の申請を2011年9月内閣府に行い、2012年4月2日に新設法人「日本テレビ小鳩文化事業団」が発足しました。

冒頭にご紹介した設立趣旨を今後も尊重しつつ、近い将来「福祉」と「文化」の融合も視野に入れた事業展開に真摯に取り組む決意でございます。

(2012年4月吉日)